8.12.24

冬のショートフィルム見たよ。


12月に入ってやっと冬らしくなってきた〜!ということで観たのは、

期間限定?

ブリリアショートショートシアターオンライン https://sst-online.jp/ 
ウィンター&クリスマス特集①『Winter coat/冬の日』イギリス/2021年/10分 〜冷たいハートが温かくなる〜

【あらすじ】

ある冬の日。買い物先の小さないたずらは、ナタリーとウェインの心をほんのりと温める母性と家族の絆の微妙な複雑さを描く作品

仲良し親子の日常の買い物の話かなと思っていたら違った。
団地みたいなところに住んでいて、のどかな公園での会話、イギリスの何処にでもある庶民的な食堂での会話、街に何箇所かはあるゆるい感じのセカンドハンドショップでの会話、別れ際の会話、どれも地味だけどリアルにありそうな感じでみてて楽しい。「Tescoに行くから。」とか言ってて。上の階に住んでいる優しい女性と家庭環境がラフな少年の交流の話で、それだけでもほっこりして観終えたんだけど、’買い物先の小さないたずら’って何?と思ってもう一回見直したら、何となくそういうことかと分かって(分からんかったんか〜い。)直接的な表現にすっかり慣れてしまっている己に反省。良いひと時、良い関係の二人で嬉しかった。
10分ほどの短さは、集中力切れ切れの私向きかな。笑好きな映画です。

2.12.24

映画「アフターサン」を観て

 

2022年の映画。
色々な賞を受賞したり、ノミネートされてた話題の作品がAmazon primeにあったので遅ればせながら鑑賞。
いい感じの親子の予告映像にも関わらず、ストーリーが不穏な雰囲気の解説だったので恐る恐る観てみる。でもホラーではなかったです。笑


アフターサンを観た後の脳内のイメージを描いたよ。

後でウィキペディアを見てみたら、大事な幾つかのシーンを見逃していて、慌てて2度見してきましたよ。
なぜなら、ほとんどがトルコのホテルでの滞在の話なので、観ていると集中力が途切れてしまい、素通りしてしまっていました。コラッ 
あと暗い映像にフラッシュがチカチカするのも、目が弱っているものとしては辛かった。

設定は1988年頃で、父娘のバカンスの記録に当時のビデオカメラが大切な役割をします。
2度目に確認して分かったのですが、映画のオープニングでスイッチを入れたりする度に結構大きな音でガチャッ、ジージーと音が鳴るので、あの機械音か!と、懐かしく思いました。

話が進むにつれて、徐々に父親の心の危うさが浮き彫りになり、そして最後のあの扉の向こうのレイヴにつながるんでしょうね。

父親(カラム)の誕生日 (生命)に関するトラウマ(だと思う。)は、終盤のショートツアー後に爆発してしまい・・・。 無邪気さが残酷になる瞬間。ソフィ・・、可愛いから許す。

カラム役のポールメスカルは、普通にこんな人どこかに居そうだなって思わせる。すごい!

思春期のソフィは、生命力に溢れていて無邪気で優しい女の子。
一緒に過ごして不安定な感情が垣間見える父親の態度も、何も疑うことのない純粋さで許して、その20年後に彼女があの頃を回顧して何かに気づいていくのは、ヌーンとなります。

映画を観ている側の私としては、推測するしかない父親との過去を振り返って何か新しく発見したとしても、それが前向きになれば良いけど、そうでなければ何もないのにという感想。(そんなこと言っては映画が成り立たないけど。)
切ない。

ソフィが夜更かしして締め出されて、受付係に付き添ってもらって部屋に入る場面あるんですけど、暗かったのかな〜。メインのベッドで寝ている人が私は女性に見えて、えっ? 新しい登場人物?今頃?って思ったのですが、カラムでした。笑笑 
あの曲線が・・・。ソフィ平気そうで良かった。って思いました。

バカンスを一緒に過ごした時の父親の年齢と同じになったソフィの誕生日に、多分彼女の夢の中で父親のいる世界と繋がるんだけど、暗くてよく見えなかったのでめっちゃ目を凝らして集中しましたよ。
挿入歌でメッセージが伝わるんだけど、どちらも名曲すぎて懐かしくてそっちの方に気持ち持っていかれるわ、歌詞も読みながら、場面も見逃さないよう頑張りました。忙しかった。

カラムがソフィに宛てたハガキも本心だろうし、別次元にいるカラムがソフィの目の前でとった行動も象徴的な本心なんでしょうね。

私には、誰も幸せにならない。辛いけど10代の純粋無垢なソフィに救われる。映画でした。

15.3.23

物忘れしがちな年頃だった。


最近、夜中に目が覚める。→ ずっと目が冴えたまま。→仕方がないからTVをつけて、無難そうな映画またはドラマをそーっと探す。(一眼でもホラーだったら別次元が覚醒しそうで怖いから。)→ そんな感じで時間がかかる。目が梅干しの種みたいになってる。

それで、ある日はThe Little Prince (リトルプリンス 星の王子さまと私 2016年)を見つけて鑑賞。サムネイル?があの有名な ー星の王子さまー の絵面だったから、ベッドタイムストーリーに良いかもと見始める。主人公の女の子とお母さんがお目目のデカいツルッとしたアニメーションだったので、アレ?って感じで何分か過ぎたら、寝入ってた。(笑)

別の日にもう一度、リトルプリンスがどう絡んでくるのか見てみたいと思って見るけど、おじいさんが出てきたところで、あっ、となってあかんかった。

なんとなく黄昏を予感。この年頃になると辛い話に耐性がなくなって、誰も傷つかないような話しか受け入れられなくなってる。なんで?

しかしながら、また別の日の日中に(笑)、続きをみる。

ツルッとしたアニメーションとストップモーションアニメ(星の王子さまはこっち側。)が融合したストーリーになっていて、ストップモーションアニメの表現力の高さ(スルスル動くという意味ではなく)、生き生きとした風とかの動きに引き込まれる。(蛇も怖いし、狐のしっぽは、かわいかった。)主人公の隣に住むおじいさんが提供するところどころにサン=テクジュペリの格言?が、女の子と星の王子さまの繋ぎ目になって進んでいく。大人になる事と大切なものの忘却の話。

仕方がないと思う。2、3日前、何食べたか思い出せなくなってるのに大切なことと言っても何十年も前のことをキッカケなしに覚えておけるなんて、かしこの人しか出来ないんじゃない?

話の中盤から終わり近くまで、不覚にも何回か泣いてしまった。ひとり親として一人前の大人に育てるという(ちょっと強迫された)責任感を、女の子のお母さんは強調して描かれていて、女の子がおじいさんに対しても素直で健気だったから、そのコントラストに心打たれる。自分の心が薄ら汚れてるからか?洗われてる感じ。(笑)この映画の場合、ところどころヒリッとするけど、ゆーても子供向け映画なので、辛さは続かない。打ちひしがれる内容のものもあるけど、それは避ける。体に悪いから。(笑)

子供の頃、アニメーションで星の王子さまを見てた記憶がうっすらあっても、あの時は何も理解してなかった。若者になって本家の ル プチ プランス が流行った時も、あまり共感しなかった。この頃になって、たまたまこの映画を見て、やっとわかる気がする。おとぎ話の不思議な感覚と魅力的なストップモーションアニメが相まってメッセージが入りやすくなるのかも。

身近に、昔の思い出しか話さないおじさんがいたけど、あれは星の王子さま的には何やろか。

あれこれ余韻に浸ってるうちに、子供の頃によく遊んだ公園にゾウの滑り台があったことを思い出した。

鼻の滑り台を登っていったらゾウの胴体が空洞になっていて、隅っこで三角座りするのが好きだったな。石で出来ていたから(多分)、ひんやりしていた事を思い出した。その時一瞬、ただ何回も何回も滑り台を滑ることだけを考えていた頃にリアルに戻った感覚があった。

あの飽きることのない一生懸命さは、どこから?

忘れてしまわないうちに、描いてみたけど、今、あの滑り台を見たらすごい小っちゃいだろうな。

偶然、見つけた掘り出し物の映画でした。

25.9.22

猪突猛進?の

 7:戦車、(めっちゃ走ってる!)

冷静な判断?、2:女教皇、(めっちゃ落ち着いてる。)

実りを待っているの?、コインの 7

使用デッキ:THE CHINESE TAROT DECK

何年ぶりかのタロットカード、いつもは塔と剣関連が出がちなのに・・・、今回は違った。

左から右に時間が流れる。と設定して、こんな感じかな?というぐらいで終わってしもた。
カードがわかりやすいように展開してくれてるようで、よかったけど
受け取る側の引き出しの少なさよ!笑

好みの絵柄の二つか三つのデッキを残して、残りのデッキは泣く泣く処分したものの、何年かに一度ぐらいお世話になります。主に、自分の考えを整理するために。

一枚〜三枚引きでしか使わないので、私の理解力で分かるまで時間がかかります。

一枚引きだと、忘れがちでも絵面が強いと覚えてるし、
2・3年前に連続して出てたカードが塔で、何?なんで?、(動揺・・)
でも、なんかあるんだろうなと忘れてたら、今になってあれが・・・。

思いあたる節があった。あったよ。(どんだけ時間かかるねん。笑)

あれは、警告だったのか。と、
すっかり忘れるのに引く意味あるんかな?(笑)

何回も塔なんか出たら怖くて受け取り拒否してしまうわ。

まあ、体験してみないと身につかないことや分からないことありますね。(今、しみじみしています。)

厳しいけど、「冷静に、落ち着いて〜!しっかりしてや〜!」って言われてるようです。
孤独に自分を見つめるのには良い道具ですね。

お世話になるのは、また来年かな。笑








19.9.22

断捨離のつもりで

滅多に開けない場所を開けてみた。

ちょっとしか捨てられなかった上に、探していたものは見つからず、しまっておき過ぎて忘れていたものを出してきて眺める。(笑)

整理整頓のつもりが余計散らかるし、

疲れた。

アクセサリー作るつもりだったんだろうけど、アイデアがまとまらず、ほったらかしてた。

タイミングは大切。特に天然石って石の気持ち??に左右されるんではないかと思ってる。(言い訳かな?)

天然石:奥がサファイア
手前のは、なんだったっけ?ルビーが入ってるのは分かる。


何かの石を買ったおまけに頂いたカコクセナイト。あらかじめ穴が通っているから、これは出来る。かな?
南国の海!という感じのラリマー。
どーしよーか?

天然石の下の刺繍の布も”なんとか”って言うらしい。(何?)

ニーム(南フランス)からバスに乗って、ものすごい田舎の蚤の市で買ったものの一つ。

その時はなんでこれを買ったのか自分でも分からなくて、そのあと、あまりにも田舎で何にもすることないからそこの川沿いのベンチでぼーっと川見て座ってた。(笑)
ほぼ帰りのバスの時間まで!

時は過ぎ、半紙とか紙が置いてあるところに長年挟んで置いてあったのを、今見たら状態も良いし(シミがちょっとあるけど)、文字やその周りのパターンが可愛くて素敵!
なんで気が付かなかったのか、こんなに印象が変わるとは。

もう気力、体力、先立つものの優先順位があの頃と同じでないし、元々隅っこにいたい + コロナで価値観が変化してるというのもあって、新しい目で見てるのかも。

ビンテージ刺繍の布は、額縁などに入れて置いておくのを見たことがあるので、まずは額縁を見つける事からですね。


天然石は、マクラメ?みたいに編んでいくのが良いかな?

素材、色選びから始めて、

編むのは初めてだし時間がかかりそうだけど、これから秋に向かって創作しやすくなることを祈りつつ。ぼちぼち記録できたらと思います。

これはなかなか終わりそうにない!

つづく・・・




 

15.9.22

朝起きたら

 影響力絶大な英国君主、エリザベスII世女王陛下崩御のニュースが流れていて、でも、2、3日前に新首相と握手されていたような・・・。長蛇の列でお見送りされる人々、英国の深い悲しみ想像します。長く続く歴史の転換点、世界の歴史も一緒に激動している。

英国に滞在したのはウン十年前のことだし行く予定もないけど、でもやっぱり気になります。高貴な方のニュースがきっかけで、ちっぽけながら、ごっそり抜け落ちてた記憶がボンッッと出てきて困った。色んな意味で心穏やかでなくなる。

え?ってなったり、オイ!!ってなったり、ヒッ!ってなったり、(あんまり良いとこないか?笑)もちろん良かった思い出もあの国にあるから、これからどうなっていくのか薄目開けて見ていたいです。

ロンドンでは語学のクラスと共に写真のクラス(趣味的な〜本気まで)もあって、なんか充実してたし、あんな感じもしばらく続くと思っていた。

当時はデジタルカメラがなかった時代、フイルムの時代だったから、フィルム一本撮って、現像して印画紙に焼くまで時間を有して、現像するまで確認出来ないし、暗室は暗いし!??思ってたんと違う(良かったりそうでもなかったり)事もあるし、今では考えられない!!貴重な経験! そんなんで、一コマ一コマを、それなりに大切に扱ってような。

久しぶりに探したら、USBにフィルムで撮った画像がちょっとあったので載せてみました。


いつも待ち合わせにしていたみんな大好きピカデリーサーカス。
今は亡きブランドのネオンが・・・。(泣)

ここから伸びてるリージェントストリート(多分)を抜けると、名物ロンドンバスの数珠繋ぎのような渋滞が見ることができるオックスフォードストリートへ。
歩いた方が早かったんちゃう?みたいな。今は緩和されてるんでしょか?
オックスフォードストリートのどこかのデパートの(ジョンルイスかも)最上階の食堂で、時々たそがれてお茶してた。SNSに載るようなオシャレな感じじゃない普通の紅茶。落ち着く。懐かしい。
そういえば、トラファルガースクエアとナショナルギャラリーの近くの建物(名前はその時から知らん)の地下にあったカフェは、どうなっているんだろ。教会の地下みたいなところの広い洞窟風がいい感じで、結構通ってたから。しかし、お茶してた記憶ばっかりか。


スコットランドの語学学校にいた時、
アバディーンから離れた田舎の道沿いの小屋。なんで撮ったのか分からない。(笑)
アバディーンにグラバーのお墓があって、あのグラバー邸の?ってなった記憶。他のお墓に混じって、こじんまりとしていたからかな。
スコットランドは、思い入れのある場所の一つです。
イギリスとは又全然趣が違いますね。
何言ってるか分からないけど、スコティッシュアクセントが好きです。


Stornowayかその道中だったと思う。
ハイランズにはアンシエントモニュメント(ストーンサークルみたいな石柱)が大小、道路脇のあちこちに点在していてびっくりした記憶。現代の人の手が入っていない不思議な土地。沼地っぽかったから、そこら辺をウロウロしていた同行者の靴はドロドロになってた。
この地方が舞台の海外ドラマは、景色が記憶とそのままな感じなので絶対見てしまう。

この写真で思い出したけど、この写真とは全然関係ないけど、(笑)ここの場所より下にあるネス湖に行った時、レストランの女店主に、一緒だった女の子がお釣りを誤魔化されたらしくて、その手口に後で気がついて凄く怒ってて、翌朝もB&Bの女主人の失礼な態度に怒り浸透で収まらず、帰り際に強い文章でクレームの置き手紙してました。言葉も習慣も分からない旅で疲れてるのに激しい人だなぁと思ったけど、後程、英国にいてる日本の女子は結構こんな感じなのを知る。異国では’野生の勘’を取り戻しておかないと、自分の心身を守るためにも。
色々あったインヴァネスの旅は、私も凹んだ苦い思い出。(笑)
SNSがない時代だったから多分あったら話はまた違ってたと思うけど、便利になったとしても、見知らぬ土地ではお気をつけ下さい。

吹き飛ばせずに漂っている記憶の一部を書いてみたら有益でない事ばっかりだったけど、また何かの機会に、このノミのようなちっさいブログにダラダラと書きます。